TOMOKO KAIHARA

開原 智子

何事も「ありがたい」と思う気持ちを忘れずに。

開原 智子

1988 / 新卒
インナーウェア部 部長

すべての経験が、のちに繋がる。

大学を卒業してからずっと福助に勤めています。入社後は、営業の仕事をしていました。大きな転機は、営業職から現在所属しているインナーウエア部のMD(商品企画)に配属されたことです。入社して十数年経っていましたが、それまで所属していた部とは扱うアイテムもちがい職種も変わってしまったので、本当に何もわからなかったのを覚えています。本当に、一からやらないといけない状況になりました。

当時はとにかく周りの人に聞きながら、がむしゃらに新しい仕事に取り組みました。
そんな右も左もわからない時にとても助けられたのが、労働組合の役をしていた時の経験です。ありがたい事に、その時にいろんな方と親しく顔を合わせていたことで、仕事が円滑に進むことも多かったように思います。横の繋がりはなかなか持ちにくいこともありますが、実際に仕事を進めていく中では、異なる部署同士の協力も必須です。今の社員の皆さんにも、組合活動や社内イベントには積極的に参加してもらいたいと思います。そしてぜひ横の繋がりを大切にして欲しいと思います。
それから、それまでの営業時代に売れるもの、売れないものを見分けられる感覚が身についていたお陰でMDの仕事でもそれを活かすことができました。初め、私は売る方が合っていると思っていたんですよ。だけど、やってみたらモノを作ることがこんなに楽しいだなんて。異動して、ちがう経験を積めたからこそ気付くとこができましたね。

みんなが自由に動ける環境を作りたい。

現在は、インナーウエア部で部長を務めています。コンパクトな部ですが、思いやりのあるメンバーが集まっているんですよ。ありがたい事ですね。上に立つようになって意識していることは、自分の思い込みを相手に押し付けないこと。部下ひとりひとりの個性を受け入れて伸ばしていきたいし、自由に動いてもらえるような環境を作りたいです。もっともっといい方向に進むように。やっぱり、みんなに満点をとってもらいたいので。そのことがもっと新しいやる気に繋がって、エネルギーやパフォーマンスのアップになればいいなと思っています。うちの部での成功例が他部署にもいい影響を与えられるよう、土台を作っていきたいです。

今の福助は、役職に関わらず、社員全員の話をきちんと聞いてくれる環境が整っていると思います。研修制度も充実していて、管理職になってからもいろんな勉強をさせて頂いています。誰にでも同じようにチャンスを与えてくれる会社なので、それに応えられるように社員の意識を変えていくことも、自分の役割だと感じています。